「正しい情報源」の見極め方
お客様、関係者様各位
今週二回目ですが、再度緊急メディウィル通信を送らせて頂きますメディウィルの城間です。
今回の大震災の被害を受けた被災者、そのご家族、そして二次災害による影響を受けた方々に改めて心からお見舞い申し上げます。そして、被災地への復興支援の最前線でご尽力されている方々、福島原発の問題の最前線で問題解決に取り組んでいる方々に心から敬意を表したいと思います。自分達が今できることは、いち早く通常業務に戻り、少しでも経済活動を支えることだと思い、今週月曜日からできる範囲で節電しながら業務を進めております。
原発の状況を始め、日々状況が変わる中で、「診療をするかしないか」、「従業員を出勤させるかどうか」、「患者さまにどのように伝えるか」等々、判断に困る事が多々あることと存じます。
私自身も日々そうした迷いの中で判断しておりますが、正確な情報を元に判断することを個人的に意識しております。今回のメディウィル通信では、正確な情報源となるインターネット上のリンクを厳選してお伝え致します。
① 原発事故による放射能の影響に関して
⇒現時点では首都圏においては日常業務に支障ありません
枝野官房長官も会見で話してましたが、チェーンメールを始め、デマ情報が流布している中、正しい情報を元に冷静に対応することを強調してます。福島原発周辺の避難されている方々をはじめ、首都圏でも放射能の影響に対する懸念が出始めました。但し、ここで気をつけなければいけないのが、「どの程度の量」なのかという実数値を客観的かつ冷静に理解することだと思います。
ご存じの方も多いとは思いますが、文部科学省では都道府県別環境放射能水準調査結果という情報を1日2回更新し始めました。最新の情報によると3月16日(0時~17時)の東京都(新宿区)の放射線量は、0.05~0.14(マイクロシーベルト毎時)の範囲でおさまっていることが分かります。この数値は、どの程度の放射線量かというと同資料(資源エネルギー庁「原子力2002」をもとに文部科学省において作成)によれば比較対象として、一人あたりの自然放射線量(年間)は2,400マイクロシーベルト/年、胸部X線コンピュータ断層または撮影検査(CTスキャン)(1回)が、6,900マイクロシーベルト/回、とあります。
つまり、昨日3月16日の最大観測値である0.14マイクロシーベルトが仮に1年間続いたとしても、0.14×24時間×365日=1,226マイクロシーベルトと自然放射線量の約半分、CTスキャンの約5分の1程度に過ぎないことが分かります。従いまして、東京を中心とした首都圏(千葉、神奈川、埼玉県もほぼ同程度です)においては、現時点での数値においては放射能の被ばく問題は無いことが分かります。
参考資料:文部科学省 都道府県別環境放射能水準調査結果↓
http://www.mext.go.jp/a_menu/saigaijohou/syousai/1303723.htm
お客様をはじめ、ご家族、従業員の方々で、首都圏における被ばくの不安をお持ちの方には、是非上記のリンク先の情報に目を通して頂き、正確な情報を提供して安心させて頂ければ宜しいかと思います。但し、この数値は福島原発の状況によって変化するので、原発の状況を注視しつつこの観測値を客観的かつ冷静に把握していくことは重要なことです。
その他参考リンク:NHKにも取り上げられていた放射線に関する信頼できる情報源
放射線医学総合研究所
http://www.nirs.go.jp/index.shtml
② 計画停電の影響に関して
⇒東京電力のHPを参考にしつつ、テレビ、ラジオの最新情報を並行して入手する
私の父が勤務する病院でも、計画停電の影響が大きく現場は混乱しているとの話を聞きました。お客様の医院でも、停電によって通常通りの診療ができなかったり、準備していたと思ったら見送りになったりと、さぞお困りのことと存じます。
既にご存知の方も多いかとは存じますが、計画停電に関する情報源としては、東京電力のHPのトップページが正確な情報です。また、今後の週間計画停電(予定)の情報も掲載されているので、ご自身の地域がどのグループに属されていて、何時~が停電になるのかを把握して是非対策を打って下さい。
東京電力HPのトップページ
http://www.tepco.co.jp/index-j.html
週間計画停電(予定)PDF 3月16日(水)発表時点
http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu11_j/images/110316g.pdf
2011年プレスリリース一覧
http://www.tepco.co.jp/cc/press/index11-j.html
③ 交通インフラ情報に関して
⇒首都圏の交通網は通常通りに戻りつつあるので、従業員には無理はさせないながらも、可能な人は一刻も早くの現場復帰を促すようにするのが好ましいです。
トップ自らが、早朝にその日の交通インフラ状況を正確に把握し、問題なさそうであればできる限り徐々に現場復帰するように促すことが、巡り巡って被災地域の方々のためになり、今我々ができることの一つだと思います。どうしても、被ばくの不安、余震の不安、交通混乱の不安等を抱えるのが心情だとは思いますが、その不安の一つ一つを正確な情報を元に丁寧に払拭してあげることが大切です。まずは、従業員に方々にそうしたことを働きかけ、そしてブログ、HPの情報発信を通じて患者さまに安心感を与えて、また地震前のようにいつも通り医院に通って頂く、こうしたサイクルを進めることが今求められます。
首都圏を中心とした交通情報は、下記各社のHPで最新情報が確認できます。
ご自身を始め、従業員、患者さまの交通網を是非日々ご確認下さいませ。
JRに関する最新の運行情報
http://traininfo.jreast.co.jp/train_info/kanto.aspx
東京メトロ
http://www.tokyometro.jp/index.html
都営地下鉄
http://www.kotsu.metro.tokyo.jp/subway/index.html
東武線
http://www.tobu.co.jp/
西武線
http://www.seibu-group.co.jp/service/transportation.html
京王線
http://www.keio.co.jp/index.html
小田急線
http://www.odakyu.jp/
ゆりかもめ
http://www.yurikamome.co.jp/
最後になりますが、今できる事を正しい情報を元に判断し、行動することが復興への第一歩だと信じております。インターネットの社会だからこそできる、正確な情報の収集、そして、その情報をブログ、HPを通じて正しく発信していくことこそが、社会に「安心感」を与え、経済活動を底支えする事になることを願ってやみません。勇気を持ってこの現実に立ち向かい、乗り越えていきましょう。
皆様のご無事を心から願っております。
2011年3月17日(木)
メディウィル
代表取締役社長
城間 波留人
P.S 私事で誠に恐縮ですが、こんな状況下で3月15日に無事第三子が産まれました。大きな打撃を受けた日本の未来を開拓してくれる男になって欲しいと願い、「拓人(タクト)」と名付けました。
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